ANAスーパーフライヤーズカード(以下ANASFC)を発行できる資格を得るために、2016年にANASFC修行をして50,000プレミアムポイント(以下PP)の獲得を目指しています。今までに貯めたANAマイレージ、三井住友VISAカードポイント、楽天ポイント、Tポイント、Gポイント、ハピタスポイント等を総動員してANA SKYコイン(以下スカイコイン)に交換して無料で航空券を取得する原資としました。

PPを効率よく貯めたかどうかを示す指標が航空券代÷獲得PPで計算される1PPを獲得するのに必要は費用(以下PP単価)です。

第5回目は宿泊を伴って2日間で5フライト(5レグ)をこなす一連のANASFC修行の山場になります。ルートは東京(羽田)⇒福岡⇒沖縄(那覇)⇒大阪(関西)⇒岸和田宿泊⇒大阪(関西)⇒石垣⇒東京(羽田)です。

当初は東京(成田)発10:15のANA2141で予約をしていましたが、機材繰りの関係でプレミアムクラスが無いボーイング737-500に変更されました。最初はメールでプレミアムクラスから強制的に普通席にダウングレードされすと通知されて焦りました。しかし、当日の天候による機材繰りの問題でもなく1ヵ月も前にもかかわらず、予約済のプレミアムクラスの一方的なダウングレードは納得できませんでした。そこで、ANAマイレージサービスに連絡をするとこのような場合、全額払い戻し、普通席との差額払い戻し、別便へのプレミアムクラスの振り替えが原則と言われます。

私の場合、東京(成田)⇒福岡は1日2便の両方ともプレミアムクラスなしの機材に変更されていて、当日の別便への変更はできません。同じ東京出発ということで、東京(羽田)発、福岡行きへ振り替えをしてもらえました。元々プレミアム旅割28での予約でしたが、振替後はプレミアム運賃として扱ってもらえたため1,817PPと計算していたところ実際は2,101PPを獲得できました。ANAの太っ腹対応に感謝です。

当初の東京(成田)発10:15発だと家を7時過ぎには出なければいけませんでしたが、羽田便へ振り替えられたので9時過ぎに出発して10時すぐに羽田空港へ到着します。第1回~第4回までの修行は行きはすべて東京(羽田)⇒沖縄(那覇)で夜明け前~早朝には羽田空港へ着いていましたが、今回は重役出勤です。


早朝ではないこともあるのか羽田空港は明らかに混んでいました。いつも通り39番プレミアムチェックインに入ると手続き待ちの人が並んでいました。一連のANASFC修行で初めてのプレミアムチェックインで足止めです。10分弱待ってようやく搭乗手続に入ります。

私の手続は上の方で書いた予約時は成田発福岡行きをANA機材繰りのために羽田発福岡便に振り替えてもらった特殊な処理です。確認のために時間がかかり、待ち人をさらに増やすことになってしまいました。時間はかかりましたが無事に福岡行きの搭乗券を作ってもらえました。手続きに時間がかかり、受付のお姉さんは恐縮しきりでしたが、旅行や仕事の人が手続き待ちをしている中、無駄に飛行機に乗る修行僧の私の方が申し訳ない気分でした。

紙の2次元バーコードは、過去の修行の中でスキップ搭乗でエラーになることが何度かあったため、このフライトから搭乗やラウンジ入場手続きはクレジットカード(ANAVISAゴールドカード)一本にすることにしました。


保安検査場は数分で通過できてANAラウンジに行き、入場手続きはクレジットカード(ANAVISAゴールドカード)でスムーズに入れました。一番奥のコンセント付きのお気に入り座席を目指すと別の方が座っていました。ロビー同様にラウンジもかなり混雑していました。第4回目と同様に滑走路が見える窓際の席でスマホ&タブレットを充電しながらオレンジジュースを飲みます。

混雑していたので余裕を持って早めに搭乗口に行きます。


今回搭乗するボーイング787-8
<img src="http://www.anasfc.net/img/danraku.gif" alt="段落調整">
2月11日の天気は晴れで雲が少なく機内からの眺めは良好です。座席は機体右側の窓際をと眼下の景色を撮影するにはもってこいです。過去4回の沖縄(那覇)行きで機体右窓際に座れたのは2回で、1回は雲の上にかろうじて頭を出す富士山を撮影に成功し、残り1回の富士山は雲海に完全に沈んで激写失敗しました。今回は富士山をばっちり撮影できると思ってタブレットの動画も見ず、音楽も聞かずに窓の外を注視します。

離陸直後に頭がクッキリと見える富士山(上昇中のため写真は斜め)

しばらく首都圏を皮切りに、窓からの景色を眺めていました。そろそろ富士山が来ると思っていると『本日は天気が良く視界も良好、まもなく左手には富士山が見えます』と機長のあいさつです。私が座っているのは機体右手側
左手? 左手?? 左手???


はしゃぐ機体左側の乗客を横目に、機体右側に陣取った私は状況が理解できず雪化粧の山々(たぶん南アルプスの山?)を平然と撮り続けました。そしてふと飛行経路のモニターを見て全てがわかりました。
航路は基本的に空港周辺以外は最短距離で飛ぶので東京(羽田)⇒沖縄(那覇)では右手に見える富士山は、東京(羽田)⇒福岡では左手になるのです。

東京(羽田)⇒福岡の実際の航路はもう少し内陸側を飛行しています。


東京(羽田)⇒沖縄(沖縄)は直線航路にするとほとんど海上を飛行しています。

ANAのサイトにこのような便利なコンテンツがあるとは知りませんでした。東京(羽田)⇒福岡の富士山はしっかりと『右窓』になっていました。
空から見える景色のご案内(ANA公式)



機内食は富士山ショックを吹き飛ばしてくれるメニューでした。米物でポイントが高い上に、肉好きな私には大満足なハンバーグ丼です。タンドリーチキンもイケています。食べながら窓の外に目をやると海が見えます。どこの海だろうと航路を見ると琵琶湖の上空でした。

日本一の高さの富士山は撮影できませんでしたが、日本一の大きさの湖、琵琶湖は撮影できました。

所要時間2時間弱のため、あっという間に高度を下げていきます。福岡空港は市街地にあることは知っていましたが、ビルの谷間に降りていく感じがして驚きました。

着陸寸前の福岡市街のビル群、右側には新幹線


定刻より9分遅れて出発したものの6分早く福岡空港へ到着し、無事に九州初上陸をしました。

ANASFC修行2016 第5回実績その2(福岡⇒沖縄・那覇)へ続く


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