1月より4月の方が航空運賃が安い

ANAスーパーフライヤーズカード（以下ANASFC）を発行できる資格を得るために、2016年にANASFC修行をして50,000プレミアムポイント（以下PP）の獲得を目指しています。今までに貯めたANAマイレージ、三井住友VISAカードポイント、楽天ポイント、Tポイント、Gポイント、ハピタスポイント等を総動員してANA SKYコイン（以下スカイコイン）に交換して無料で航空券を取得する原資としました。第3回目の修行で実際に発生した支出は7,000円ちょっとです。第1回～第3回の支出合計は約2万円、目標である実質的な支出10万円以下は十分達成可能です。

PPを効率よく貯めたかどうかを示す指標が航空券代÷獲得PPで計算される1PPを獲得するのに必要は費用（以下PP単価）です。

修行は第3回まで終了しています。フライトスケジュールは1月に3回、2月に3回、最終回は未定です。正月休みが明けた1月初旬の観光地は空いているのが普通です。人の移動が少ないので交通機関も空いていて運賃が安いと予想しました。沖縄は夏のイメージあるので1月は人が少なくプレミアムクラスをお得に取得できると判断して、どんどん修行を入れてみました。2月になると沖縄(那覇)⇒東京(成田)、石垣⇒東京(羽田)のプレミアム旅割28は値上がりしていて私の読みは当たりました。暖かくなれば沖縄の観光客は増えて運賃も上昇するためANASFC修行は1月からのスタートダッシュに限ると判断しました。

東京(羽田)⇔沖縄(那覇)は人気路線のため、どの時間帯でもプレミアム株主優待割引は1、2月が30,190円で固定されていました。3月になると31,340円と値上げされました。最終回は出身地の北海道方面で終わらせたい気持ちも会って、第7回修行を決めずにいたら沖縄方面の運賃がどんどん上がってきてしまいました。

↓私の修行日程

去年11月からプレミアム旅割28の安い座席を探すべくANAのサイトを見るのが日課になっています。昨日2月2日に何気なく2か月後の4月2日の東京(羽田)⇔沖縄(那覇)の空席照会を見ていて、昼休みの会社のデスクで椅子から落ちそうになりました。

1月、2月はもれなくプレミアム株主優待割引（30,190円）より高かった東京(羽田)⇔沖縄(那覇)のプレミアム旅割28が2万円台前半になっていました。私の愛用している沖縄(那覇)⇒東京(成田)の24,240円（4月2日プレミアム旅割28）よりも安い羽田着のプレミアム旅割28があるのには驚きです。私の修行最終回予定である3月12日と比較しても4月2日の安さが際立っています。さすがに安いため発売初日のお昼の時点で全て満席になっています。

良く調べてみると4月2日だけが安いのではなく新ダイヤになった3月27日からは沖縄方面（特に羽田⇔那覇は最安で60％程度の割引）の運賃はガラっと安くなっています。3月27日以降も石垣⇒東京(羽田)や直行便が新設された宮古⇒東京(羽田)は1月～3月と同様にお得です。<img src="http://www.anasfc.net/img/danraku.gif" alt="段落調整">
私が2016年の1月から修行の日程を組もうとしていろいろと調べていたときにプレミアムクラスの那覇往復がPP単価、搭乗回数的に効率が良いとわかります。東京(羽田)⇔沖縄(那覇)はプレミアム株主優待割引がPP単価11円台後半と安く、沖縄(那覇)⇒東京(成田)はプレミアム旅割28が8～9円台でお得です。しかし、成田発着は1日1便で東京(成田)⇒沖縄(那覇)は那覇着が21時台で当時中に東京に戻って来られません。2016年1月～3月に宿泊せずにPP単価を最も安く那覇を往復するには、往路を東京・羽田⇒沖縄・那覇（プレミアム株主優待割引）、復路を沖縄・那覇⇒東京・成田（プレミアム旅割28）となります。成田行きは12時台に那覇発なので那覇観光をする時間はあまりありません。

4月上旬ですと早朝に羽田を出発し、夕方に那覇を出発すればPP単価8.4円程度で済む上に沖縄をゆっくりと観光することが出来ます。暖かくなる前の1月～2月に慌てて修行日程を組み込まず4月の沖縄を楽しめば良かったかもしれません。ANAのダイヤは奥が深いです。

4月上旬は新年度の始まりで、多くの人が会社や学校を休めず旅行者が少ないせいなのかもしれません。3月決算の企業に勤務する私も4月は毎年忙しく有給の取得はできません。万が一の土曜出勤になるリスクを考えると、2ヶ月前に4月の土曜日を修行で埋めてしまうことは怖いのです。

社会人のANASFC修行僧は土曜日の日帰りがフライトの中心のため、首都圏（羽田・成田）をベースに沖縄方面の修行をする場合は4月上旬を上手く使うとPP単価を下げられます。3月決算の企業でなければ4月上旬に修行を固めることも可能に思えます。これからANASFC修行を考えている方は4月上旬のプレミアム旅割28は要チェックです。下旬はGWで運賃は上昇することが予想できるため、あくまで前半が勝負だと思われます。

私が実家帰省で最も多く使う東京(羽田)⇔札幌(千歳)は4月上旬もプレミアム旅割28の設定すらなく相変わらずの強気運賃です。ドル箱なので仕方がないところです。一方で、便数は少ないものの東京(成田)⇔札幌(千歳)のプレミアム旅割28は16,000円～18,000円台とPP単価10円台です。雪の心配もなくなってくる季節に札幌(千歳)を最終回修行に入れるなら成田発着しかなさそうです。